陶器市のご案内 |
4月29日〜5月5日
8時半から18時まで
◼️明治伊万里展
◼️豊増一雄作陶展
◼️ たなかふみえ作陶展
◼️ 渡辺順子アートフラワーアレンジ
◼️モロッコ rinaブランド展
⭐️ カフェ花伝オープン
◼️巴里奈のガトーショコラ
森の中から
聴こえる小鳥のさえずりを聴きながら
美しい有田焼 そしてティータイムをお楽しみください。
http://www.kaden-symphony.com/3744.html
ヨーロッパより 里帰りしました
明治期の平戸焼(三川内焼)には藍鍋島に倣った優品があります。生地が天草陶土であることから、有田の泉山陶土に比べると純白に近く、また高台裏のあしらいが簡略で鍋島でないということはわかります。
濃(ダミと呼びぬり絵のように塗ることを意味します)がムラなく描いてあり、今日ではなかなか見られない高度な技術です。
ダミムラを景色と云って有難がるのは伝統技術に対して、怠慢を誇示するようなものです。
この7寸皿、浮世絵をモチーフにしていて、「ショープレート」(見せるための飾り皿)として使うと面白いでしょう。
典型的な禁裏御用様式「有職文様」の向付です。
辻製とあり、幕末から明治初期頃でしょう。
型打ち細工で生地も手作りならではの軽量です。
自ずから品格が漂います。