2013年 10月 05日
追悼 人間国宝 酒井田柿右衛門展 |
◼ご挨拶
この度、京成百貨店では「追悼 人間国宝 十四代 酒井田柿右衛門展」を開催いたいます。当初は先生の「傘寿記念展」として開催を予定しておりましたが、個展を直前に控えた本年六月十五日に急逝されました。先生は、昭和五十七年に約四百年の歴史と伝統を誇る柿右衛門窯の十四代当主を襲名され、ヨーロッパ各地の磁器窯に大きな影響を与えた「柿右衛門様式」の継承と発展の重責を担われました。今展は、襲名から三十年、日本の陶芸界の重鎮として数々の功績を残された先生を偲ぶ遺作展となります。五年ぶりの水戸での個展を心待ちにされていた先生の最後の濁手の新作(花器・皿・香炉 他)六十余点を展覧いたしますので、是非ご高覧ください。
重要無形文化財 十四代 酒井田柿右衛門 略歴
1934年 佐賀県有田町に生まれる
1958年 多摩美術大学日本画科卒業
1971年 日本工芸会正会員となる
1982年 十四代柿右衛門を襲名
日本工芸会理事に就任
1992年 一水会陶芸部運営委員に就任
1993年 国際陶芸アカデミー(IAC)名誉会員就任
以後、佐賀県陶芸協会会長、有田陶芸協会会長、九州産業大学大学院芸術研究科専任教授、佐賀県立有田窯業大学校長等就任
外務大臣表彰・文部大臣表彰
2001年 重要無形文化財保持者(人間国宝)に認定
2005年 旭日中綬章受賞
2006年 日本工芸会副理事に就任
2013年 六月十五日 逝去
◼会期10月3日(木)~8日(火) ※最終日は5時閉場
場所7階 催事場(入場無料)
後援茨城県・茨城県教育委員会・水戸市・水戸市教育委員会・茨城新聞社
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是非ご高覧ください。
by kadens
| 2013-10-05 01:11
| 有田焼