本日より
京都市の古田織部美術館にて
「織部はキリシタンか?」展が始まりました。
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茶の湯と戦国武将
キリスト教の関連性にせまる興味深い特別企画展
で、最近発見されたクリスチャン大名
高山右近の書状も展示されるとのことです!
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私はキリスト教と茶の湯に関心をもったのが、
今から30年前でした。
ちょうどその頃
自分の生き方に対して歩む道を模索していました。
高校の頃から細川ガラシャ夫人に関心があり
キリスト教を学ぶ機会もありました。
ガラシャ夫人にまつわるお話には
もちろんキリスト教は大きく関与します。
ガラシャ夫人は敬虔なカトリッククリスチャン。
高山右近もそうですが、
戦乱の世で茶の湯とキリスト教(当時はカトリック)の
関連性は充分に考えられます。
⬜︎ガラシャ夫人と高山右近をたずねて
ガラシャ夫人の夫が戦国武将細川忠興
いわゆる茶人細川三斎です。
忠興と古田織部は千利休が秀吉から切腹を命じられ
自刃のために淀川を下る時、多くの茶人大名がいる中で
淀川畔で見送ったのが、忠興と織部二人だけだったことは
周知の通りですね。
千利休の後妻宗恩も敬虔なクリスチャンです。
茶の湯は作法にもお道具にも思考にも
私はキリスト教からの影響は大きいと考えます。
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この度初公開のこの企画展
私のライフテーマのひとつでもあります
「キリスト教と茶の湯の関わり」
是非織部が作ったクロス茶碗
高山右近の書状を是非見てみたいです。
とても楽しみです(^^)
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5月までと長い期間開催されますね。
助かります(^-^)
◇詳細は、美術館ホームページでご確認ください。
http://www.furutaoribe-museum.com/